防災最強の大容量ポータブル電源はこれ！おすすめ比較ランキング

ポータブル電源はさまざまなメーカーから多くの機種が販売されています。でも…

…といった方は多いです。

そこでこの記事では、「ポータブル電源の選び方」や「防災に特化したおすすめのポータブル電源」をご紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてください！

目次

ポータブル電源とは

ポータブル電源とは、キャンプや車中泊などで電化製品に電力の供給・充電ができるバッテリーです。略して「ポタ電」とも呼ばれています。

モバイルバッテリーと比べて大容量なので、家庭用の蓄電池や防災時の非常用電源として備えている人も多いです。

また、ソーラーパネルからの充電もできる機種も多く、日常使いして節電に活用することもできます。

ポータブル電源を買う前に気をつける6つのポイント

以下6つのポイントさえおさえておけば、何万円もするポータブル電源を買ってから大後悔！！

…という事態は避けることができます。必ず読んでおきましょう！

�@電源容量

ポータブル電源の電源容量は「Wh（ワットアワー）」の単位で表記され、「1Whは1時間あたりの電力消費量」を表します。

ポータブル電源の必要電源量を知るには、電化製品の消費電力を表す「W（ワット）」に「利用時間」をかけることで求めることができます。

消費電力（W）×利用時間（h）
＝必要電源量（Wh）

たとえば、

といった場合は、「1400W×1時間」で1400Wh以上のポータブル電源が必要ということがわかります。ほかにも…

といった複数の場合は、「50W×6時間」＋「60W×3時間」で480Wh以上のポータブル電源が必要ということになります。

そこで、おおよその目安として…

を基準にしてみるといいですよ。

�A定格出力と瞬間最大出力

定格出力

定格出力とは、ポータブル電源が安定して出力を維持できる電力量のことです。

この定格出力を上まわる消費電力を必要とする電化製品には給電できません。

また、複数の電化製品を同時に使用する場合は、それぞれの消費電力をプラスした分以上の定格出力が必要になります。

瞬間最大出力

瞬間最大出力とは、ポータブル電源が瞬間的に出力できる最大電力のことです。

電化製品によってはスイッチを入れた瞬間に大きな電力を必要とするものもあり、これに耐えられるだけの瞬間出力がなければ起動できません。

たとえば、「定格出力1500W/瞬間最大出力3000W」のポータブル電源の場合、使用したい電化製品の起動電力が「3000Ｗ以下」であれば使用可能です。

�B出力波形

AC出力ポートは電力供給の際、

• 純正弦波（正弦波）
• 修正正弦波（疑似正弦波）
• 矩形波

のいずれかの波形で出力されます。

一般家庭のコンセントは「純正弦波」での出力となっているため、ポータブル電源も「純正弦波」での出力の製品がほとんどです。

ただ価格の安い製品には「修正正弦波」や「矩形波」のものも多く、接続した電化製品の故障につながる場合もあるので注意が必要です。

�C周波数

日本の電気は「東日本（50Hz）」と「西日本（60Hz）」でヘルツ数が違います。電化製品も両方、またはどちらかのヘルツに対応して作られています。

ポータブル電源においては、「50Hz/60Hz切り替え機能」がついている製品と「ヘルツ固定」の製品があるので注意が必要です。

ポータブル電源の周波数欄に「50Hz/60Hz」の記載があればすべて電化製品に対応できますが…

どちらかの記載しかない場合は、対応した電化製品を使うか、電化製品側に「50Hz/60Hz」の記載があるものを選ぶ必要があります。

�Dバッテリーの種類

ポータブル電源の価格は安くはないので、どうせなら長持ちするものを購入したいですよね。

そこで重要になるのがバッテリーで、「サイクル数（充電が100%から0%になるまでの回数）」が大きいほど長持ちします。

ポータブル電源では、主に以下3種類のバッテリーが採用されていて…

中でも「リン酸鉄リチウムイオン電池」は、安全性が高く長寿命となっているおすすめのバッテリーです。

�E入出力ポートの種類と数

入出力ポートの種類と数が多ければ、同時に扱える電化製品も多くなり便利になります。

以下は基本的に備わっているポートの種類になります。

• ACポート（コンセント）
• DCポート
• USB-Aポート（Type-A）
• USB-Cポート（Type-C）
• シガーソケット
• アンダーソン（ソーラーパネル充電）

ポータブル電源の付加機能

ポータブル電源にもそれぞれ特性があり、それが際立つのが付加機能です。

購入後に後悔しないよう、自分に必要な付加機能はないかチェックしておきましょう！

防災用ポータブル電源おすすめ比較ランキング

ここでは、防災用の大容量ポータブル電源（電源容量2,000Wh以上）をおすすめ順にご紹介します。

以下で紹介しているポータブル電源は、前述した「6つのポイント」をクリアしている製品になります。

Anker（アンカー） 767 Portable Power Station

出典：Amazon.co.jp

GaN（窒化ガリウム）搭載で、ファンによる放熱量を減らし電力ロスを最小化。一般的なポータブル電源の変換効率が約88〜91%に対して本製品は約96%を実現！

さらに省電力モード搭載で、待機消費電力が続く場合は出力オフにして不要なバッテリー消費を防ぎます。

また、大型のキャスターつきなので持ち運びも簡単に！アウトドアや災害時の悪路での運搬も問題ありません。

EENOUR（イーノウ） ポータブル電源 P2001

出典：Amazon.co.jp

無駄のない無骨なデザインで、本体天面にある収納ボックスにはコード類をスッキリと収納できる。

OEM製品なので有名メーカーと比べると格安、でありながら機能も申し分ない。PSE、FCC、RoHS、UN38.3と安全認証もしっかりと取得済み。

また、一般社団法人防災安全協会より災害時における優れた性能を有する製品であると、「防災製品等推奨品」に認証もされている。

EcoFlow（エコフロー） DELTA 2 Max

出典：Amazon.co.jp

定格出力2,000Wのところ「X-Boost機能」をオンにすることで、最大2,400Wの高出力に対応！

テレビ、冷蔵庫、エアコン、電子レンジ、ドライヤーといった一般的な家電製品の99％以上を動かすことが可能。

また、アプリ連携でソーラー充電やAC充電の優先順位を設定したり、入出力電力やバッテリーレベルの確認もできる。

BLUETTI（ブルーティ） ポータブル電源 AC200MAX

出典：Amazon.co.jp

ワイヤレス充電機能や専用アプリからの遠隔操作ができるなど、最新の付加機能が特徴的な製品。

2つのACアダプター（1個は追加購入の必要あり）から同時充電ができ、900W最短2.5時間でフル充電ができる。

また、専用拡張バッテリーが接続できるので、最大8,192Whまで容量拡張することも可能。

Jackery（ジャクリー） ポータブル電源 2000 PRO

出典：Amazon.co.jp

Jackery最高クラスの2,160Wの大容量電源と定格出力2,200Wの高出力を実現。IH調理機やドライヤーなどの高出力家電が屋外でも使用でき、災害時の備えとしても十分に対応可能。

デュアルバッテリーチップを搭載しているので、万が一１つのチップに障害が発生しても、もう一方のチップが確実に安全システムを保護します。

また5年間の保証期間、故障時の修理サービス、無償回収サービスといったサポート体制が整っているのもJackeryならでは。